興味深い古代エジプトの宝飾芸術!その3
使われているモティーフは、スカラベや鷹、蓮の花、パピルス、邪悪なものをはねつける力を持つウジャットと呼ばれるホルス神の目、そして太陽を昼から夜へと運ぶはしけ親など、すべて何らかのシンボルであるもののみ。
ジュエリーの細工には、金線の問に色のある素材を入れてデザインとしたゆうせんしつぼうものが多く、一見すると後の有線七宝のように思われるが、そうではなく色石をカットして嵌入したものです。
この頃すでに金を銅板や皮革の聞に挟んで石で薄板をたたき出す方法やその板をねじって金線を作る方法、さらには粒金を作るための溶接技術までをもマスターしていました。
デザインこそ神と宗教とに支配されていたものの、エジプトのジュエリーに使われている技術とその精度の高さとは、これが人類最古のジュエリーとは思えない見事なものです