料理に欠かせないトマトのすべて
トマト属には七種が属し、すべて草本植物であるが、今日、広範囲に栽培されている品種の原種については、何もわかっていない。
おそらく、直立茎で草丈の低い品種に似ているものであったろうと思われる。
これは、葉は小さく、小さな球形の果実をつける品種である。
この漿果は食用にはなるが、現在のトマトとはかなり違うので、トマトとは思われないものであるが、見た目にはたいへんにきれいなものである。
トマトは多年草であるが、一年生作物として栽培されている。
茎は枝分かれし、2mにもなる。初めは直立しているが、やがて横に倒れ、這うようになる。
細い根の多い主根を伸ばし、葉は互生の奇数の複合羽状葉で、25cmほどになる。
大きさがまちまちの小葉は葉軸で対をなしており、わずかにぎざぎざの切れこみがあり、葉先は、垂れ下がり気味になっている。
緑色をした部分は、特有のにおいを分泌する密生した柔毛におおわれている。