どんな年齢に何を訴えるのか
「なぜ年齢を聞くの」ただなんとなく、あるいは興味本位で、すぐ年齢を聞きたがる人が多いけれど、女性の生き方とか、美しさとか、それをトシという額縁のなかで見たがる人に抗議したいなあ。
服装も、家目パも、食器もすべてにいえるのですが、私たちの暮らしに年齢の枠はないんだということ。
ソニア・リキエルもいっていますね、「女の服に年齢はない」って。
そのとおりです。
この言葉に拍手。
これは伊勢丹百貨店のコピーです。
年齢をとりあげたコピーは意外に多い。
「三十歳になると親父の血がさわぐ日本盛のうまさがわかる頃」
「松山善三、四十五歳。違いのわかる男のゴールドブレンド」
「男三十八歳。
激しい一日一日のくり返し。
そんな中で、ふと遠い子供の頃、学生時代の友がむしょうになつかしく思えたりする。」
三十八歳。
人生がくっきりとしてくるときなのでしょうか。
思えば長い生涯の句読点。
まだまだこれから。
期待と責任を一身に受けとめている働き盛り」(生命保険文化センタ上年齢を否定してもよい。
あるいは、年齢を肯定してもよい。
いずれにせよ、年齢が意識されていることには変わりがない。
だから年齢をとりあげたコピーは人目につきやすく、しかも、親しみとか、共感を与えてヒットすることが多い。